ここでは今まで開催してきたチームイベントのレース結果をレポートにまとめていきたいと思う。


ネタ要素もあるので真面目なレースレポートを期待してる方には申し訳ない。

記念すべき最初のレース紹介は「ブランパン」である。このレースはWOFの歴史の基盤ともいえるレースだ。最初の紹介にふさわしいレースだろう。


そしてこのレースで起きるドラマの数々をチーム員の彼らはまだ知らない。


開幕戦は富士である。

 

何故このコースなのか。それは二年前のあるレースでの悲劇的な出来事が全ての始まりであった。


ドンエリーヌという1人の少年が居た。彼は富士が得意コースでそのレース途中までは良い位置にいた。しかし彼から無線が飛んでくる。「この先はむどんぱんの歴史を見ていただくこととしよう。」


とまあ前置きはさておきレース内容をみていこう。



ブランパンこのレースではピレリから指定される三種類のタイヤを使わなければならない。


予選


予選は白熱の展開となった。このレースはKERSの使用が許可されており使うタイミングでタイムが大きく変わる。+KERSの出力の強さでもタイムが変わるので予選用にしてるのか決勝用にしてるのかこれでわかるだろう。


PPはなんと!アナル...じゃないアティがPPを獲得!久しぶりにアティがPPである。2番手にはまさかのらんゆう!


誰が予想しただろうか。いつもの人達ではなく最年長2人がフロントロー独占だ。ベテランの意地であろう。


3番手は会長、4番手になんとRHのしゅんすけが居た。何故ここに彼が。タイヤに吸盤を付けてるから速いのではと抗議されたがレギュレーションに吸盤禁止とは書いてなかったのでセーフであった。

5番手はRMトップのナガタ。地味ながら良い位置にいる。


予選結果

アティ s 458

らんゆう s カマロ

会長 s バイパー

しゅんすけ H コルベット

ナガタ M SLS

カミュ s v12

良太 H z4

ドン M 458

ばなばな S z4

アラブ H MP-4

Av H v12

ブロンド H コルベット

大地 H SLS

チクビ H バイパー


S ソフト Mミディアム Hハード


横はマシン


決勝


レースは一時間半の耐久レース。


レースがいよいよ始まる。いつもはお笑い芸人みたいな彼らもレースになると目の色が変わる。いつもこうしててくれればと思うが。


シグナルがレッドからグリーンに変わりレーススタート!


らんゆうスタートを失敗しいきなり出遅れる。緊張したのだろうか。


良太が2番手まで順位アップ。スタートに定評のある車なだけあるか。


らんゆうは2番手まで挽回するがストレートで喰われてしまう。


アティは後ろに早くも3秒差を付け逃げに入っていた。


後ろではばなばなが11番手からカミュ、ブロンド、どんをストレートで3台まとめてオーバーティクする快挙を魅せていた。しかしタイヤが辛いのかコーナーで詰められる防戦一方の苦しい展開になっていた。


レース開始10分。6周目にアティ、会長、カミュ、ばなばながピット。


Sは全く耐久性がないようだ。会長は燃料満タンその他はあまり燃料を足していないのを考えると会長以外はまたSタイヤかも知れない。


 ホームストレートにカメラを向けるとチクビとAvが掘り合いながらレースをしていた。ここはavの撮影会場ではない。


らんゆうもピットしガソリンを満タンにしてコース復帰。


トップは良太vsしゅんすけ。ここで良太が先にピット。しゅんすけはここを飛ばしていきたいところ。

後ろではナガタとドンがピットイン。


レースは10周目、大地、av、しゅんすけ、ブロンド、アラブ、チクビがピットイン。ピットは混雑していた。


そのせいかしゅんすけは良太に約11秒も差をつけられてしまった。作戦は失敗である。


どんは、ばなばなとカミュをオーバーティクして8番手まで来ていた。後ろからブロンドも来ていて逃げたいところ。


12周目アティがまたピットイン。

早め早めの作戦か。


らんゆうと会長がサイドバイサイド!ミスした会長をアウトから鮮やかに抜いていった。


14周目

良太、らんゆう、どん、ばなばながピットイン。


ガス欠が怖いのかドン。燃料を満タンにしてコース復帰。チキったどんコカコーラでタコ踊り!チキるなという神からのお告げが。


15周目

大地、しゅんすけ、会長、アラブがピットイン。


しゅんすけまた良太の後ろだ。なんと暫定トップにナガタの文字が。メルセデス陣営は感動の涙である。


ダンロップでミスをしたアティを良太がオーバーティク!トップに浮上してきた。


16周目

チクビ、ブロンド、ナガタがピットイン。


チクビよ。ダイナミック過ぎるピットは禁止だ。


残念ながらナガタの暫定トップが終わってしまった。


18周目

アティがピットイン。この戦略は果たして。


19周目

良太がピット。アティの前に戻れたようだ。



アラブは快調にレースを運んでいた。リーダーになった最初のレース。前リーダーどんの前にいた。しかしこの後彼らは...


20周目


しゅんすけ、アティ、会長、らんゆう、アラブがピットイン。


アティの優勝はきつくなっただろうか。


22周目

チクビ、ドンがピットイン  


チクビはアラブの後ろで復帰。ダンロップでアウトから抜きにかかるがアラブが上手くブロック。なかなか良いバトルをしている。 


大地はナガタを抜き3番手まできていた。


25周目


良太、ナガタ、しゅんすけ、ブロンド、アティがピットイン。


らんゆうと会長は周目からずっとテールトゥーノーズの好バトルを展開していた。ダンロップでらんゆうを会長がインをさしてオーバーティク!


さあ、アラブ対ドンのバトル!どんがアラブをダンロップでインを付いてオーバーティク。今日はダンロップで仕掛けるドライバーが多い。

 

あまり事件もなくレースは38周目


アラブとナガタがピット。ナガタは満タン、アラブは半分しか積んでいない。これがどうなるか。


良太は速かった。7位まで周回遅れにするハイペース。


43周目


マクラーレンのピットが騒がしい。


アラブ「燃料がやばい。」

マクラーレン「燃料をセーブしてマシンを戻せ」

アラブ「ok」


60kmで走るアラブのマシンしかし。

プリウスコーナーで...

アラブ「ガス欠した」

マクラーレン「戦略ミスだ。すまない。


ドン「ははは!やった!仲間が増えた!ヒーハー!」

Ferrari「真面目にレースしろ。」

ドン「はい...」


こうしてアラブは最初のレースを「ガス欠」で終わらせてしまう。


しかし人は笑ったドンエリーヌ。自分にも不幸が降り注ぐとは知らず。


51周目


先輩コーナーでナガタがらんゆうをオーバーティク!しかしらんゆうも諦めず1コーナーでナガタのインを狙うが万事休す。

かと思いきやコカコーラからサイドバイサイドでまたナガタを抜き返した!


まだサイドバイサイド。果たしてどちらか勝つのか。ホームストレートに帰ってくる2台。


勝ったのはらんゆう!ナガタは惜しくも届かず。


後ろでは悲劇の瞬間が近付いていた。


どん「やばいまた燃料がない」

Ferrari「だからMTにしろ言ってたんだ。持たせろ」


どん「あ、またガス欠...あ、でも周回遅れだったからフィニッシュは出来たよ。」

Ferrari「Ferrariに泥を塗る気か。しっかりしろ」

どん「良いレースだった。」



ドンエリーヌは人を笑ってガス欠したため画伯ペナルティーに。


優勝は圧倒的な速さを魅せた良太。2位はタコ。3位には13番手スタートからの大地となった。


決勝結果


良太  8 1.34.856

しゅんすけ 9 1.36.541

大地 8 1.37.045

らんゆう 7 1.37.331

ナガタ 6 1.37.962

ブロンド 5 1.39.009

アティ 9 1.38.039

Av 7 1.37.307

チクビ 6 1.38.370

会長 6 1.38.414

どん 7 1.37.948

ばなばな 6 1.38.732

カミュ  8 1.36.398


リタイア

アラブ 5 1.38.720


左はピット回数

右はベストラップ


ファステストラップ

良太

1.34.856


ドライバーオブザデイ

アラブ